2010-11-27から1日間の記事一覧

ブラームスの交響曲第4番の第3楽章がスケルツォなのは何故か

ベートーヴェン以降、典型的な交響曲というのは4つの楽章からなり、急→緩→スケルツォ→結のように構成されている。もちろんあくまで典型的というだけで、この形から外れる交響曲もたくさんある。 一般に保守的だとされているらしいブラームスも、交響曲第1番…

小説の理解や解釈について

小説を読んでからずっとあとになって、本を読み返したり人の解説や感想を読んで、全く読み違えていたことに気づくことが多い。たとえば『瓶詰地獄』について 《そのことを最初に指摘》と書いてあるのに、びっくりした。『瓶詰地獄』には、読んだ者の十人が十…