改めてGaucheとrlwrapの連携について

rlwrapコマンドを使うと、入力にReadLineの機能が使えるようになる。また補完機能やカッコの対応表示も働く。キーバインドは→GNU Readline Library:1.4 Bindable Readline Commands ヒストリ(Ctrl+p、Ctrl+nなど)と補完(Tab)だけでもかなり便利。 rlwrapをGa…

浮動小数点数に対するテスト

どうやってテストするべきなのかよく判らないもののひとつに浮動小数点数がある。どこをどうやってテストしていいかがそもそも全然判らないものよりはマシかもしれないけれど。 複雑な数値計算で精度がすごく重要とか場合でなければ、多少の誤差はあまり気に…

Schemeの勉強会をやることになったのでメモ

Lispについて教えてほしいということで始まった。 教える相手2人はLispについて名前を聞いたことがあるくらい(1人はプログラミング自体したことがない)で別にLispやSchemeである必要は全くないので、Rubyをすすめたのだけど受け入れられず、結局Schemeになっ…

text.treeの使用例

「Gaucheでの文字列の作り方のメモ」だけだとtext.treeの機能がstring-appendやstring-concatenateとあまり変わらないように見えるので、追加で使用例をあげる。

双曲幾何のタイル張り

http://winnie.kuis.kyoto-u.ac.jp/~okuno/Lecture/05/IntroAlgDs/Escher-Limit.htmlを見て、実際に双曲幾何(非ユークリッド幾何の一種)の描画プログラムを書いてみようと思ったのだけど 円盤の端に近づくと計算の誤差がひどい 各タイルを漏れなし重複無しで…

Gaucheでの文字列の作り方のメモ

いつも文字列を作る場面になってからマニュアルを探し始めるので、少しまとめておく。

Gaucheでクローラを書くことと、そのためのライブラリ

リンクをたどっていくつか巡回するだけの簡単なクローラを作ってみたら、戸惑うところが多かったので、まずはそのメモ。

sxpathのクエリに正規表現を書けるようにする

「sxpathがとてもわかりにくい」の補足。 sxpathのクエリに正規表現を埋め込めるようにしてみた。

sxpathがとてもわかりにくい

sxpathを使ってみようとしたら、とてもわかりにくかったのでメモ。

Gaucheのinfo関数の表示を日本語にするには

gauche.interactiveモジュールのinfo関数を使うとマニュアルを読むことができる。ただし英語で。

法月綸太郎のクイーン論について

後期クイーン問題について 法月綸太郎のクイーン論というと、おそらく「後期クイーン問題」という言葉がすぐに出てくる。 法月は後期クイーン問題について次のように言っている(2006年に瀬名秀明とおこなわれた対談にて)。

Vim+Gaucheでの作業環境の設定

追記: 書き直した Vimについて→VimでのSchemeプログラミング rlwrapについて→改めてGaucheとrlwrapの連携について rlwrapコマンドとの連携

Gaucheのread-line関数で困る時

Gaucheのread-line関数は生成する文字列に行末文字を含めずに捨ててしまう。これは、chompとかchopみたいな関数をわざわざ呼び出さなくてよいという面では、うれしい。 だけど行末文字についての情報は完全に捨ててしまうので、行末文字が何だったのか(ある…

1から9を順番に使って数を作る

Knuth: Recent Newsの冒頭の写真のケーキに 2010 = 1 + 2 + 3×(4×(5+6)×(7+8)+9) と書いてある。去年は、 Did you know that 2009 is (1/2+3)*(4+5*(6*7+8*9))? とあった。 そこで1から9を順番に使って数を作るプログラムを書いてみる。

論理とカリー・ハワード対応について書いたこと一覧とメモ

「直観主義論理の「自然さ」(1) 自然演繹」 直観主義論理の自然演繹では導入則と除去則とが相補的な関係になっている。 「直観主義論理の「自然さ」(2) シーケント計算 」 直観主義論理の自然演繹体系を変形すると直観主義のシーケント計算の体系が得られる…

シーケント計算に対応する計算体系を考えてみる

「直観主義論理のカリー・ハワード対応」(と続く文章)に書いたように、自然演繹とラムダ計算との間に対応関係があった。一方、「直観主義論理の「自然さ」(2)」 「(3)」にあるように、自然演繹とシーケント計算はおおむね対応していた。 ということは、シー…

古典論理のカリー・ハワード対応での証明の書き換えと簡約

「古典論理のカリー・ハワード対応のためのラムダ計算」のつづき。

古典論理のカリー・ハワード対応のためのラムダ計算

「call/ccと古典論理のカリー・ハワード対応」では、型付きラムダ計算にcall/ccを追加して古典論理との対応づけをしたけど、公理の追加ではなく推論規則を追加する形で古典論理との対応づけをしたい。

call/ccと古典論理のカリー・ハワード対応

「直観主義論理のカリー・ハワード対応」の続き。

直観主義論理のカリー・ハワード対応

「直観主義論理の「自然さ」(1) 自然演繹」で、「A→B」を 「A→B」というのは、Aの証明があったときにBの証明ができることをあらわす。 と解釈した。これをもっと構成的な言い方にすると

直観主義論理の「自然さ」(3)古典論理のシーケント計算と自然演繹

直観主義論理の「自然さ」(2)で直観主義論理のシーケント計算を与えた。その続き。

直観主義論理の「自然さ」(2) シーケント計算

f直観主義論理の「自然さ」(1)で、直観主義論理に対する自然演繹の体系を与えた。この体系を少し改造して、直観主義論理についての別の演繹システムを作ってみる。

直観主義論理の「自然さ」(1) 自然演繹

直観主義や直観主義論理そのものには特に思い入れはない。ブラウワーの文章を読んだ覚えはないし、ダメットの文章もほとんど読んでいない。ポアンカレの文章も。でも、もう少し日の目を浴びても良いと思う(それとも知らないだけで、けっこう浴びているのだろ…

いわゆる反変ベクトルと共変ベクトルのこと

物理の本とかベクトル解析の本に出てくる反変ベクトル・共変ベクトルというのが昔から何か気持ち悪かった(もっと気持ち悪くてよくわからないのが極性ベクトルと軸性ベクトルだけど、それは置いといて)。それについてのメモ。

カイ二乗検定に関するメモ

カイ二乗検定って何でああいう形の式 を使うのか?という疑問について。

メモ

去年の12月1日に「ずっと先延ばしにしてきたことを終わらせた」と書いたけど、その後ぐだぐだ紆余曲折があったり無かったりで、さっきようやく本当に終わった。もういろいろ向いてない。

力学に関するメモ: 仮想仕事の原理、ダランベールの原理

ひさしぶりに力学の本を読んでいる。その影響で、仮想仕事の原理とダランベールの原理周辺についてメモを書く気になった。 拘束条件(拘束力)のある系をうまく扱うにはどうすればいいだろう、というのがポイントのひとつ。

書くかもしれないことのリスト

というよりも、ずいぶん昔に書こうと思ったことの断片。

Garden of Lost Happiness

ずっと先延ばしにしてきたことを終わらせた。

『琥珀色の遺言』に使われていたジュール・マスネの曲

(2009-12-10追記 『琥珀色の遺言』で使われているマスネの曲が何かについてもっと詳しく書かれているものがあった。 ミームの片隅 琥珀色の遺言 また、あとから見つけた動画も追加しておいた。ちゃんと調べていなかった) 『琥珀色の遺言』で使われていた曲が…